目がテン、平安貴族女性の化粧が変!
今、所さんの「目がテン」で平安貴族の女性のオシャレをやってるんですが、私が恐れていたことがやっぱり起こりました。
眉の描きかた
おそらく平安時代からはるか後世、江戸時代の絵師が描いたものを参考にしたのでしょう。
土佐派の絵師が描いた有名な紫式部の絵が紹介されてましたけど。
本当の眉の描きかたは、チャンと眉の位置に書かれていたのです。平安時代に書かれた絵巻物を見てください。眉の位置に太めに描かれています。
これが時代が降って室町時代になると眉を描く位置が上へ上へ額ギリギリのところまで移動していきます。能面を見てください。それから信長の妹、お市の方の肖像画を見てください。額の上部に大きくボンヤリ描いているはず。
これが江戸時代になると額の真ん中あたりに小さく丸くぽっちり書くだけになった。
京阪電車のCMで紫式部だったか、清少納言だったか忘れましたが、このまゆになってました。
本当にキチンと調べて放送してほしいものです。スタッフは専門家を名乗っているから信用するしかないのでしょうが。化粧自体かなりおかしなものでした。着付けもだらしなかったし。ヘアも後世のものです。
ちなみに何故わざわざ眉を抜いて墨で書いたかというと、私の考えでは歌舞伎役者さんたちが公演中眉を抜くのと同じだと思います。眉が生えていると眉墨が浮いてしまって描きにくいのです。
歌舞伎役者が地毛の眉の上に眉を描くときは、鬢付け油を眉にこってり塗って抑えつけてから白粉を塗り眉をえがくのですが、これが時間も手間もかかるので公演がある間は眉を剃り落としているのです。
平安時代だけでなく、明治が終わるぐらいまで日本の女性は眉を抜く習慣がありましたが、当時の、分厚く白粉を塗る化粧方法で眉を美しく見せるにはこの方法しかなかったのだと思います。眉が浮くのです。
また平安時代の絵巻物に書かれているお姫様の眉が太いのは、時間が経つと墨が滲んできたのが、いつしか美しいと思われるようになったのではないかと、私は考えているのですが如何でしょうか。実際鉛から作られた白粉はよほど身分が高い貴族しか使えませんでした。大きくの貴族は米粉をはたいていたので時間が経つにつれ眉墨が滲んだ?と私は考えます。
最近のテレビはかなり怪しいものを平気でながしているので要注意です。明らかに悪意があるデマも堂々と流しています。
どんなにいい大学にいっても真の知性、教養を育てる力、己を育てる力が今の日本人にはありません。
今テレビで外国人が「日本人は頭が良いですね!凄いですね!」という番組をさかんに流してますが、彼らが今の日本人はメチャクチャ頭が悪い、観察力皆無ということに気づくのは時間の問題です。
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